各種情報

利用料金

・利用にかかる料金
・成果専有利用と成果非専有利用
・ビーム使用料
・ビーム使用料・消耗品費実費負担定額分の確定方法
・支払・請求について

利用にかかる料金

専有/非専有 公募時期 課題種 ビーム使用料 消耗品費実費負担
定額分 従量分
(液体ヘリウム)
成果専有*
利用
年2回 一般課題 2時間あたり
1,098,000円、
1時間あたり
549,000円
2時間あたり
2,680円、
1時間あたり
1,340円
1リットル
あたり
8,880円**
随時 時期指定課題 2時間あたり
1,647,000円、
1時間あたり
823,500円
成果非専有利用 年2回 一般課題 免除 1シフト
(12時間)あたり16,080円、
1時間あたり
1,340円

注:料金はすべて税込(10%)

* 成果専有利用は、当面、日本国内に法人格を有する企業による利用(申請者(実験責任者)が当該企業に所属する方)に限ります。
** 2022B期まで:1リットルあたり7,301円。昨今のヘリウム供給に関する国際情勢により、財団から安定的に供給できない可能性がありますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。また、液体ヘリウム単価は予告なく変更される可能性があります。

消耗品費実費負担の詳細はこちら

●成果専有利用と成果非専有利用

SACLAの利用には、成果専有利用と成果非専有利用の2つの利用形態があります。成果非専有利用とは、論文等により研究成果を公表していただくもので、ビーム使用料は免除となります。成果公開とみなされるには、査読付き論文等の発表および研究成果データベースへの登録が必須です。

成果専有利用では、審査が簡略化され、成果公開の義務がない代わりに、利用時間に応じたビーム使用料が課せられます。提出された申請書およびその内容については、厳格な情報管理を行うとともに、審査に関わる人数を限定し、秘密保持に万全を尽くします。実験内容あるいは試料等に機密情報が含まれる場合に多く利用されています。成果専有利用を行う場合の料金支払い等に関する取り決めは、課題申請の際の成果専有利用同意書で行いますが、料金支払いのために契約を結ぶ必要がある場合は利用推進部にお申し出ください。

なお、成果非専有一般課題は、実験終了後60日以内の年度内(3月末まで)に利用推進部へ申し出があれば、成果専有課題への変更が可能です。

●ビーム使用料

ビーム使用料は、運営費(光熱水費、保守費、人件費等)を回収する方式で計算された金額です。
ビームラインのビーム使用料は上記共用課題の利用料金等に示した次のとおりです。

成果専有利用
一般課題:2時間あたり 1,098,000円、1時間あたり 549,000円(税込10%)
時期指定課題:2時間あたり 1,647,000円、1時間あたり 823,500円(税込10%)

成果非専有利用:免除

成果専有利用を行う場合の料金支払い等に関する取り決めは、課題申請の際の成果専有利用同意書で行います。ただし、料金支払いのために契約を結ぶ必要がある場合は、利用推進部にお申し出ください。

●ビーム使用料・消耗品費実費負担定額分の確定方法

利用実験終了後、提出いただくビームタイム終了届 (ビームタイム利用報告書)(様式12)に基づき利用推進部で利用時間の確認を行います。実験期間中にダウンタイム等あった場合は、施設者側理由で装置故障等により「実験ハッチにビームが供給できない状態」であれば減額することとし、具体的には以下の手順で確定します。

1.各利用者の予定された実験期間において、個別ビームライン毎に実験ハッチまでビームが通せる状態にない時間を時間単位で足し合わせて合計を算出します。

2.減額する上記ダウンタイム等の時間は、以下のとおり換算のうえ減じて各料金を確定します。

成果専有ビーム使用料:時間単位に換算(30分以上は1時間に繰上)

消耗品費実費負担定額分:時間単位に換算(30分以上は1時間に繰上)

注:各利用者に原因が帰着されるビームタイムロス(利用者の操作ミス等により装置不調があった場合等)は上記減額の対象となりません。

●支払・請求について

1.請求方法
1)上記確定した料金を基にJASRIで請求書を作成します。
2)JASRIより実験責任者が指定する支払者に請求書を送ります。
3)請求書は、JASRIの様式のみの発行となります。また、見積書、納品書等の発行などについては、本件の特性から対応できませんので、ご了承ください。

2.支払方法
1)支払者は、請求書に基づき指定口座に支払期日(請求日から原則60日以内)までに全額を振込み入金していただきます。この時の振込手数料は支払者が負担することとします。
2)振込時には、振込元の情報として請求書番号を入力していただきます。
3)領収書は振込の領収書をもって代えることとし、原則として別途発行しないこととします。

2019B期からJASRIによる海外機関の一般課題(成果非専有利用)消耗品実費支援は、終了いたしました。

注:請求金額等に不明点等ある場合は、JASRI 利用推進部(TEL: 0791-58-0961/e-mail: sp8fee@spring8.or.jp)までご連絡ください。

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