今後の実験実施形態について

2020年10月7日

公益財団法人高輝度光科学研究センター

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ユーザーと施設スタッフの安全を最優先に考え、感染拡大の予防策を講じたうえでSACLAの利用運転を実施しています。実験に当たっては、来所者数を必要最小限にとどめてください。
SACLAでは、下記の2つの形態で実験が実施できるよう、環境・ツールの整備を行っています。
 

1.来所して実験する場合

来所される方は、ガイドライン「新型コロナウイルス感染症への感染防止対策について」に従い、実験を実施してください。来所者数を必要最小限にとどめ、所外の共同実験者との議論やデータ解析は、例えば、以下のオンラインツールを利用して遠隔で行ってください。

2020Aから利用可能

  • Web会議ツール

    • Zoom、Microsoft teams、Google Meetなどを用いた遠隔での意思疎通
  • ドキュメント・データ共有

  • 高速Xサーバー

    • SACLA HPC(解析用コンピューター)における、FastXを利用したリモートデータ解析の高効率化

2021Aから運用開始予定

  • 実験制御端末の画面共有ツール
  • オンラインストレージサーバー(ネクストクラウド)

2.来所できない場合

2021年度以降、特定の実験条件では、来所者がいなくても完全なリモートでの実験が実施可能となる予定です。

  • 1.に記載の仕組みに加え、機器の操作を所外から行えます。
  • 準備等の現場作業を施設スタッフが準備等行い、ユーザーは所外から測定時の操作を行います。
  • 最初の候補として、ハイパワーレーザーとの同時利用実験装置を想定しています。

尚、上記の仕組みが整うまでは完全なリモートでの実験はできません。
来所できない場合は、下記までご相談ください。
 

海外からの来所について

2020年10月7日現在、多くの国について日本国政府により入国が制限されています。
(現在の入国制限状況については、「新型コロナウイルス感染症への感染防止対策について」に記載のリンク参照)。
制限解除の後も、所属機関による出張制限の可能性や、入国時の自己隔離で長期滞在が必要となる可能性があります。
 

お問い合わせ・ご相談先

  • 利用制度その他全般に関するお問い合わせ・ご相談
    公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI) 利用推進部
    e-mail:sacla.jasri@spring8.or.jp

  • 利用研究に係る技術的お問い合わせ・ご相談
    公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI) XFEL利用研究推進室
    e-mail:sacla-bl.jasri@spring8.or.jp
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