各種情報

消耗品実費負担制度

消耗品実費負担の基準

定額分(利用者別に分割できない損耗品費相当):
16,080円/シフト(12時間、1,340円/時間)*

従量分(液体ヘリウム):
1リットルあたり税込9,540円
2022B期まで:1リットルあたり7,301円。昨今のヘリウム供給に関する国際情勢により、財団から安定的に供給できない可能性がありますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。また、液体ヘリウム単価は予告なく変更される可能性があります。

消耗品実費負担額の確定方法

(1)定額分の確定
定額分の基本的考え方は、各利用者の実験予定に対して準備・使用した損耗品に対して各利用者間で分担負担していただくことです。これを踏まえて、実験ハッチにビームが供給可能状態であれば定額分は負担していただくこととしました。具体的には以下の手順で処理し、確定します。

定額分の算出方法は、まず定額分の対象としないシフトを以下の通り求めます。各利用者の予定された実験期間において、個別ビームライン毎に実験ハッチまでビームが通せる状態にない時間を足し合わせた合計が30分以上ある場合は、減額対象となります。減額は1時間を単位とし、30分未満は切り捨てます。減額対象となる時間を予定利用時間から定額分の対象としない時間を差し引いたものに単価(16,080円/シフト、1,340円/時間)を掛けて定額分を求めます。
例:30分未満減=減額なし
70分減=1時間分減額
90分減=2時間分減額

なお、各利用者に原因が帰着されるビームタイムロスはシフト減の対象としません。

(2)従量分の確定
2018A期をもちまして、ストックコーナーのユーザー利用は原則、廃止いたしました。

支払・請求について

(1)請求方法
1)実験終了後、定額分と従量分使用明細をJASRIで確定し請求書を作成します。
2)JASRIより実験責任者が指定する消耗品費支払者に請求書を送ります。
3)請求書は、JASRIの様式のみの発行となります。また、見積書、納品書等の発行などについては、本件の特性から対応できませんので、ご了承ください。

(2)支払方法
1)支払者は、請求書に基づき指定口座に支払期日(請求日から原則60日以内)までに全額を振込み入金していただきます。この時の振込手数料は支払者が負担することとします。
2)振込時には、振込元の情報として請求書番号を入力していただきます。
3)領収書は振込の領収書をもって代えることとし、原則として別途発行しないこととします。

(3)2019B期より、海外機関所属の実験責任者による一般課題(成果非専有利用)に対するJASRIによる消耗品実費支援は終了となり、実験責任者に負担していただくこととなりました。

以上

(この件に関する連絡先)
JASRI 利用推進部
e-mail: sp8fee@spring8.or.jp
TEL:0791-58-0961
FAX:0791-58-0965

Print Print