来所/実験

実験

●実験時の注意事項
実験ホールは、利用研究者が共通に利用する空間です。実験時は、周囲を通行する人たちの安全にも十分配慮してください。また、実験ホールにはスプリンクラーを設置していませんので、不要な可燃物は極力持ち込まないようご協力ください。なお、実験ホール等(放射線管理区域内)での飲食、喫煙、化粧直しは、規程により禁止されています。事故等防止のため、単独実験および学生のみの実験は避けてください。

危険物・有害物質を持ち込む場合は、ビームライン担当者に危険物保管庫の使用方法等を確認のうえ、必ず危険物保管庫に施錠して保管し、廃液は必ず持ち帰ってください。実験装置を持ち込む場合には、持ち込み電気機器に漏電、短絡等の異常がないことを十分確認してください。また、機械的電気接点が外部に露出しているスライダック類は、清掃が不十分な場合、発火の可能性がありますのでご注意ください。

実験ハッチ内冷却水ポートの使用に際しては、使用機器、配管は、耐圧1 MPa以上の規格としてください。また、実験ホールの冷却水は共通に使用されるものですので、新たな機器は、ビームライン担当者の許可を得た上で、汚水を戻さないよう注意して接続してください。

●SPring-8/SACLA ネットワークシステムの利用について
SPring-8/SACLAでは無線LANによるインターネット接続が可能です。
ご利用には、アカウント名、パスワードおよび事前共有鍵が必要となります。

ユーザー名
ユーザー登録しているSPring-8/SACLAでのID番号
パスワード
ユーザー登録時に設定したパスワード(パスワードの照会はこちら
事前共有鍵 (PSK)
利用推進部受付もしくは研究交流施設のロビーカウンターにて通知

注:会議等の参加者の場合には、主催者によるアカウント申請手続き後、ゲストアカウントをご用意いたしますので、会議の主催者にお問い合わせください。

詳細については、こちらをご一読ください。

●実験データ配送サービス
研究データ(実験データ等)のオンラインファイル共有サービスをご利用いただけます。以下のURLにアクセスしてご利用ください。
https://filetransfer.spring8.or.jp/
利用方法: SPring-8 ユーザーカード番号(7文字のID)とパスワードを用いて利用可能
最大容量: 最大20GBまで
保存期間: 1週間

●安全に係わる注意事項
1.注意および警告掲示
注意(警告)掲示のある場所には関係者以外立ち入らないでください。
2.低温作業(液化ガス等の取扱い)
低温作業を行う場合は、専用の保護具を着用してください。また、安全管理室で、超低温液化ガスの取扱いに関するビデオ講習を受けてください。
3.高温作業(高温装置等の取扱い)
高温作業を行う場合は、注意(警告)を掲示し、専用の保護具を着用してください。
4.重量物の取扱い
重量物の移動などをするときは、必ずヘルメットと安全靴を着用してください。なお、クレーンを使用する場合は、ビームライン担当者にご相談ください。
5.単独実験の回避と過労による事故の防止
一人だけでの実験は避けてください。特に、夜間や休日には、実験を一人で行わないよう、共同実験者の間で適切な作業計画を立ててください。また、体調を崩したり事故に巻き込まれたりするのを予防するため、睡眠や休息を十分にとるよう心がけてください。


●緊急時の対応
1.緊急時の連絡方法
火災や負傷者が発生したときは、内線119で緊急連絡をしてください。緊急連絡の際は、落ち着いてご自身の氏名と連絡先を伝え、場所等の状況を説明してください。また、指示があるまで電話を切らないでください(消防署へは正門守衛所警備員が連絡します)。
2.緊急時の避難先
火災、地震などの災害が発生した場合は、館内放送の指示に従って、速やかに下図の場所に避難してください。避難場所では、SPring-8/SACLA施設スタッフの指示に従って行動してください。

SPring-8/SACLAでは、当該地域で震度4以上の揺れが予想される場合、自動的に館内放送で警告音が鳴り、「地震発生、Attention! Earthquake.」というアナウンスが繰り返し30秒間流れます。アナウンスが流れた場合は、以下のように行動してください。

(1) あわてずに、まず身の安全を確保する。
(2) 転倒、落下の危険がある場所から離れ、丈夫な机の下等に隠れる。
(3) 地震がおさまったら火の始末、消火を行ない、負傷者がいる場合は救護をお願いします。中央監視室等の放送に従いあわてないで近くの避難場所に移動してください(エレベーターは使用しないでください)。


3.軽傷発生時の連絡
軽微なケガや体調不良の場合は健康管理室等で手当後、また、医療機関などで外傷の治療を受けた場合については受診後すみやかに、利用推進部(内線2225)までご連絡ください。
4.その他
救急箱がリング棟内各扉の外側にそれぞれ設置されています。

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