締め切りました
2021年9月27日
登録施設利用促進機関
公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)
X線自由電子レーザー施設SACLAの第20回目となる2022A期(2022年3月~2022年8月実施予定)の利用研究課題の定期募集を行います。
特記事項
1.募集する課題の種類
2.応募資格
3.利用できるビームライン・装置等
4.利用期間
5.利用に係る料金
6.応募に必要な手続き及び注意事項等
7.募集締切
8.課題の審査及び審査結果の通知
9.利用課題実験報告書
10.成果の公開
11.その他
12.お問い合わせ・ご相談先
13.SACLAの供用に関する参考資料
特記事項
〈2022A期募集に関する重要事項〉
- 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を受けた取り組み
- ユーザーと施設スタッフの安全を最優先に考え、感染拡大の予防策を講じたうえで利用運転を実施します。詳しくはこちらをご覧ください。
- 実験に当たっては、Web会議等のオンラインツールを積極的に利用いただき、来所者数を必要最小限にとどめてください。尚、データ解析や議論を所外からも円滑に行うための環境が整備されています。
- 申請書に記載された実験責任者・共同実験者の一部または全員が来所できない場合に講じる方策について、申請書の「18.本研究に関わる準備状況」に記載してください。
- ビームタイムのキャンセルが生じた場合、別の課題の繰上げ採択を実施することがあります。繰上げ採択される可能性がある課題については、採否通知時にその旨お知らせします。
- 遠隔実験について
来所者数を最小限に抑えるため、所外からの遠隔実験システムの試験的な運用を2021B期より開始します。2022A期は、一部の実験で遠隔実験システムの利用が可能となる見込みです。このシステムの利用の可否は、システムの開発状況や各課題の実験内容に応じて決定されます。
〈申請前に確認が必要な実験装置および運転条件〉
- 利用にあたって事前確認が必要な実験装置および運転条件について
以下の実験装置の利用または運転条件を希望する申請者は、必ず、課題申請書作成に先立ってXFEL利用研究推進室(sacla-bl.jasri@spring8.or.jp)まで運用条件をお問い合わせください。
- 2色発振XFEL
BL3において、異なる光子エネルギーをもつダブルパルスのXFELが利用可能です。2つのパルスの間には最大で300 fs程度の時間差を設定可能です。ただし、利用できる遅延時間と光子エネルギーには制限があります。
- セルフシードXFEL
BL3において、反射型セルフシード方式によるXFELの利用が可能です。セルフシードXFELは、SASE型XFELと同等の平均パルスエネルギーを有しつつ、高い単色性を示します。この方式のXFELの提供には1シフト程度の調整時間が必要です。また、波長変更にも通常より長い時間を要します。これらの調整時間はユーザービームタイムに含めます。
- 分割遅延光学系(Split and Delay Optics: SDO)
大阪大学の山内和人教授のグループと共同で開発されたSDOは、1つのXFELパルスを、最大100ピコ秒程度までの時間差のある2つの単色パルスに分割する光学系です。BL3の光学ハッチに導入され、BL3の全ての実験ハッチにおいて利用可能です。
- ナノビームコヒーレント回折イメージング装置(MAXIC-S)
北海道大学の西野吉則教授のグループとの共同開発により、100ナノ集光用KBミラーを内蔵したコヒーレント回折イメージング装置を整備しました。BL2 EH3/4bにおいて利用可能です。
- 汎用型軟X線オプトスピントロニクス実験装置
BL1において、東京大学の松田巌教授と三村秀和准教授との共同開発により、サブミクロン集光ウォルターミラーを内蔵した光学応答測定装置を整備しました。非線形光学現象や共鳴磁気光学カー効果などの観測に適用可能です。当面は試験的な運用のため、利用可能な条件が限られます。詳細はXFEL利用研究推進室までお問い合わせください。
- 広帯域テラヘルツパルス
プラズマから発生する広帯域テラヘルツパルスを、BL3 EH2、EH4cにて利用可能です。中心周波数は約1 THz、集光した時の電場強度は数百 kV/cm以上が見込まれています。ただし、当面は試験的な運用のため、提供可能なパルス特性は異なる可能性があります。テラヘルツパルスの調整時間は、標準的なレーザーの場合より長くなります。この調整時間はユーザービームタイムに含めます。詳細はお問い合わせください。
- ハイパワーフェムト秒レーザー
BL2 EH6において、最大500TWの出力を有するハイパワーフェムト秒レーザーが利用可能です。当面は限定された条件で運用されます。レーザー装置の保守・高度化や実験準備のために必要な時間を考慮し、このレーザーを使用する課題は2課題程度に制限されます。
- ハイパワーナノ秒レーザーの利用について
SACLAでは、大阪大学が中心となってハイパワーナノ秒レーザー(HERMES)の整備が行われました。このレーザーとXFELとの同時利用実験を実施するため、XFELの集光光学系や実験チャンバーなどを含む実験システムがBL3 EH5において整備されています。
この実験システムを利用した、ハイパワーナノ秒レーザーとXFELの同時利用実験に関する共用課題については、下記事項に同意のうえ申請してください。
(1) 上記実験システムを使用するSACLA共用課題は、大阪大学レーザー科学研究所の共同利用課題としても取扱われます。
(2) 課題が採択された場合、JASRIは課題情報を大阪大学レーザー科学研究所に通知します。
(3) 利用研究成果の公開には、SACLA及び大阪大学レーザー科学研究所のハイパワーナノ秒レーザーを使用した成果と明記する必要があります。
この実験システムの利用を希望するユーザーは、課題申請前に必ずXFEL利用研究推進室(sacla-bl.jasri@spring8.or.jp)まで、レーザー及び実験システムの運用条件についてお問い合わせください。
なお、2021A期における典型的なレーザー運用条件は、以下の通りでした。
・パルスエネルギー:10-15 J (サンプル上において)
・パルス波形:5 ns (矩形波)
・中心波長:532 nm
・集光ビームプロファイル:回折型ホモジナイザーを利用した、トップハットプロファイル (170または260 um FWHM程度)
〈その他のお知らせ〉
- SACLA試験利用との併願について
・2021A期より、X線自由電子レーザー施設SACLAの試験利用の定期募集を開始しました。これは、今後の科学的価値の高い実験の実施を目指して、予めSACLAを試験的に利用していただくものです。通常の利用研究課題とは異なり、実施後の成果の公開として、試験利用実験報告書のみが義務づけられます。詳しくはこちらをご覧ください。
・SACLA利用研究課題と試験利用の双方に応募が可能です。ただし、同一内容で申請する場合は、試験利用の申請を行わず、SACLA利用研究課題の申請時に「5.試験利用との併願」の該当箇所にチェックを入れてください。この場合、利用研究課題として不採択となった際には、試験利用として審査をうけることができます。
- フィジビリティチェックビームタイム(FCBT)について
ビームタイムを有効に活用するため、測定サンプルの事前確認のためのフィジビリティチェックビームタイム(FCBT, 最大0.5シフト)の希望を受け付けます。FCBTにおける実験は、以下の条件で実施します。
・使用ビームラインおよびハッチ:BL2 EH3
・使用実験装置:DAPHNIS (J. Synchrotron Rad. 22, 532-537, 2015)
・標準光子エネルギー:7keV または10 keV(ピンクビーム)
・集光ビームサイズ:1-2μm程度(BL2 EH3の1μm集光装置を利用)
このビームタイムを希望するユーザーは、SACLA利用研究課題の申請時に「5.試験利用との併願」の該当箇所にチェックを入れてください。
- 解析用高性能コンピュータ(SACLA HPC)の利用について
SACLAの共用検出器で取得された実験データを処理するためには、SACLA High Performance Computer (HPC)を使用する必要があります。HPCの使用に関して連絡窓口となる申請メンバーの名前と連絡先を、申請書の「13.利用を希望する施設装置、共用装置」の欄に記載してください。なお、窓口となる方は、申請代表者と同一である必要はありませんが、「6.共同実験者」に登録されていることが必要です。
- 変則的なビームタイム割当てについて
技術的または運用上の事情により、昼シフト(AM10:00~PM10:00)のみ、または夜シフト(PM10:00~AM10:00)のみといったビームタイム割当てを行う場合があります。
1.募集する課題の種類
2022A期は、以下の課題を募集します。
- 一般課題(成果非専有利用)*1 ・・・ 成果を公開する義務あり
- 一般課題(成果専有利用)*2 ・・・ 成果を公開する義務なし
*1 SACLAにおいて、SPring-8、J-PARC MLFまたは「京」/「富岳」を含むHPCI(スーパーコンピュータ「京」/「富岳」を含む革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)。)と連携して利用する課題申請を行う場合は、こちらもご覧ください。
*2 成果専有利用は以下にご留意ください。
- 成果(査読付論文等)公開義務が無い代わりにビーム使用料が課せられます。
- 当面、日本国内に法人格を有する企業による利用(申請者(実験責任者)が当該企業に所属する方)に限ります。
いずれの課題も、有効期間は当該2022A期のみとなります。なお、本定期募集によらず、「成果専有時期指定課題」を常時募集しています。募集要項はこちらをご覧ください。
2.応募資格
1)一般課題(成果非専有利用)
成果非専有利用については基本的に制限はありませんが、以下にご留意ください。
- 海外の機関に所属する方※
実験責任者としての応募は可能です。但し、コンタクトパーソン(利用に係る手続き、JASRIからの問い合わせ等に対し対応が可能な方)として、共同実験者に日本国内の機関に所属する方1名以上の参画を義務付けます。適切なコンタクトパーソンが見当たらないような場合は、お問い合わせ又はご相談ください。
※日本国外の国にある機関に在籍し、SACLA利用の際は海外から来訪される方
- 学生の方
実験責任者としての課題応募はできません。なお、共同実験者として参画することは可能です。
2)一般課題(成果専有利用)
成果専有利用の申請者(実験責任者)は、当面、日本国内に法人格を有する企業に所属する方に限定します。
3.利用できるビームライン・装置等
利用可能なビームラインは、BL3(XFELビームライン1)、BL2(XFELビームライン2)及びBL1(SXFELビームライン)の3本、利用可能な装置は、これらビームラインに設置された実験装置等です。詳細は「ビームライン情報」をご覧ください。
4.利用期間
2022年3月より2022年8月(予定。この間の施設メンテナンスによる調整期間等を除く)において、当該期間中の施設運転を24時間連続で行い、利用時間(ビームタイム)を利用者へ提供します。また、課題ごとのSACLAのビームタイム配分は、成果非専有利用は基本的にシフト単位(1シフト=12時間。但し、フィジビリティチェックビームタイム対象の場合は、0.5シフト単位以下の配分もあり得る)となり、成果専有利用については2時間単位のビームタイム配分となります。なお、予算状況等により利用期間が変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
5.利用に係る料金
- ビーム使用料
1)成果非専有利用:免除
2)成果専有利用:2時間あたり 税込1,098,000円(ビーム使用料)
- 消耗品の実費相当の負担
利用実験においてビームライン実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分及び従量分の2種類あり)相当を、全ての利用者にご負担いただきます。
A. 定額分
1)成果非専有利用
1シフト(12時間)あたり 税込16,080円(利用者別に分割できない消耗品実費負担)
2)成果専有利用
2時間あたり 税込2,680円(利用者別に分割できない消耗品実費負担)
B. 従量分(液体ヘリウム)
使用に応じて算定: 1リットルあたり税込4,455円
課題種 |
成果非専有/専有 |
ビーム使用料 |
消耗品実費負担 |
定額分* |
従量分(液体ヘリウム) |
一般課題 |
非専有 |
免除 |
1シフト(12時間)あたり
税込16,080円 |
1リットル
あたり
税込4,455円** |
専有 |
2時間あたり
税込1,098,000円 |
2時間あたり
税込2,680円 |
*利用者別に分割できない消耗品実費相当
**昨今のヘリウム供給に関する国際情勢により、財団から安定的に供給できない可能性がありますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。また、液体ヘリウム単価は予告なく変更される可能性があります。
6.応募に必要な手続き及び注意事項等
課題応募(課題の申請)は、SACLA UIサイト(SACLA User Information Website)を利用して申請を行っていただきます。
- ユーザー登録
課題を申請いただくためには、事前にSPring-8・SACLA共通のユーザー登録が必要となります。申請者(実験責任者)・共同実験者を含めて、未登録の方は当該Webサイトからご登録ください。
- 課題申請
【申請方法】課題申請はWebサイトを利用した電子申請により行います。
申請方法の詳細については「SACLA 利用研究課題オンライン入力要領」をご参照ください。
【申請書作成について】申請書作成に際しては、下書きファイルを用意しておりますので、ご利用ください。下書きファイルは申請書作成の手引きとなるだけでなく、重要な情報の記載漏れを防ぐためにも有効ですので、是非ご利用ください。
課題申請は、実験責任者が行ってください。申請書提出後は、共同実験者も閲覧が可能となります。
- 応募受理通知
申請完了後、SACLA課題申請受理通知と応募者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送付されます。メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、以下の通り確認してください。
UIサイトからマイページにログインし、メニュー(画面左側)の 課題申請書>提出済 をクリックしてください。( トップページ > ログイン > 申請/報告 > 課題申請書 )
- 申請課題が「提出済」に表示されていない場合
→受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
- 申請課題が「提出済」に表示されている場合
→受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、利用推進部 までお問い合わせください。
その他
- 課題の有効期間について
SACLAの課題は、当該利用期間(2022A期)内に実行できる範囲の具体的な研究内容で申請してください。例えば、研究そのものが何年も続いていくことと、SACLAの課題実施期間(各利用期ごとに課題公募)とは別に考えてください。
- 実験責任者について
実験の実施全体に対して責任を持つことができる方が実験責任者となってください。
7.募集締切
2021年10月29日(金) 午前10時 JST (申請書類の提出完了時刻)
電子申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。
Web入力に問題がある場合は、利用推進部 へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡(締切日当日に限る)を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。
なお、成果専有で申請する場合は、課題申請の後に、「SACLA成果専有利用同意書*」および「SACLA成果専有利用に係る誓約書」を提出していただく必要があります。当該フォームをUIサイト(トップページ>来所/実験>必要書類提出)よりダウンロード後、別途利用推進部へ提出してください(SACLA成果専有利用同意書およびSACLA成果専有利用に係る誓約書の郵送期限:2021年11月5日 (金)必着)。
* 料金支払い責任者の記名・押印
8.課題の審査及び審査結果の通知
1.課題の審査
- 1)成果非専有利用
- 科学技術的妥当性、研究手段としてのSACLAの必要性、倫理性、実験の実施可能性および実験の安全性について総合的かつ専門的に審査します(下記審査基準の(1)〜(5))。
- 2)成果専有利用
- 倫理性、実験の実施可能性および実験の安全性について審査します(下記審査基準の(3)〜(5))。
<SACLA利用研究課題審査基準>
利用研究課題を次の基準に沿って総合的かつ専門的に検討評価して課題の選定を実施する。なお、選定に当たっては、科学技術基本計画等国の方針を踏まえるとともに、国際協調と国際競争力の強化のバランスに配慮しつつ、独創的で開拓的な研究が採り上げられるよう留意する。更に、人材の育成に関する機能を果たす課題についても配慮する。
(1)科学技術的妥当性として、次の①又は②に該当すること。
① 最先端の科学技術的価値(斬新性、革新性)を有すること又はSACLAの新たな可能性の開拓に貢献するとともに、以下の(イ)又は(ロ)のうち、いずれかに該当すること。
(イ)学術的な貢献度が高いこと
(ロ)産業利用の推進に貢献すること
② 重要な社会的意義を有する又は社会経済へ寄与すること
(2)研究手段としてのSACLAの必要性
(3)提案課題の実施及び成果の利用が平和目的に限定される等、科学技術基本法や社会通念等に照らして、当該利用研究課題の実施が妥当であること
(4)実験内容の技術的な実施可能性
(5)実施内容の安全性
(6)成果専有課題の審査については、上記(3)、(4)及び(5)の基準によるものとする。 |
- 審査結果の通知
審査結果(申請課題の採否)は、2022年1月上旬(予定)に電子メールにて通知いたしますので、User Informationマイページにログインの上、ご確認ください。
- ビームタイムキャンセルが出た場合の繰上げ採択について
ビームライン毎の不採択課題の合計シフト数の半数程度を上限とし、安全・技術審査上の問題がない課題をあらかじめ繰上げ候補とします。キャンセルが出た場合の繰上げ採択課題は、以下の基準で選ばれます。
(1)SACLA利用研究課題選定委員会(PRC)における審査総合評点順位
(2)当該(キャンセルされた)利用日程での実験の実施可能性
•共同実験者の来所可能性など、実験実施の可否
•実験装置の使用状況などを考慮した上で、実施が可能な実験内容であるか
(3)既採択課題と同じグループを避けるなど、多様な利用機会の確保
9.利用課題実験報告書
- 成果非専有利用
成果非専有課題実施の透明性を確保するため、利用研究課題終了後60日以内に、実施した利用研究内容の報告を義務付けます(分量はA4版1ページ以内、言語は英語又は日本語、記載内容は、研究の目的、実験方法、測定内容、試料名、結果の概要)。提出された利用課題実験報告書は、ユーザータイム終了後60日目から2週間後にWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細は、「利用課題実験報告書 / Experiment Summary Report」をご覧ください。
- 成果専有利用
成果専有利用は利用課題実験報告書の提出は必要ありません。
10.成果の公開
- 成果非専有利用
成果非専有利用は、課題実施期終了後3年以内に、以下のいずれかでの成果の公開を義務づけます。
1)課題番号が明記されている査読付き論文(査読付きプロシーディングス、博士学位論文を含む)
〈論文発表に至らなかった場合〉
2)SPring-8/SACLA利用研究成果集
3)公開技術報告書
成果公開の詳細は、「成果公表」をご覧ください。
なお、成果非専有利用は、実験実施後60日以内の年度内(3月末まで)に利用推進部へ申し出があれば、成果専有利用への変更が可能です(但し、当面、実験責任者が日本国内に法人格を有する企業に所属する方に限定)。
- 成果専有利用
成果専有利用は成果公開の義務はありません。
11.その他
- 放射線業務従事者登録
利用者は、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(法律第167号)に従い、放射線業務従事者登録が必要となります。詳細は、「提出書類詳細」をご覧ください。
- 単独実験・作業の禁止
実験の安全上の観点から、原則として単独での利用はできません。共同実験者を確保した上で応募(実施)してください。
- 装置の故障、災害発生時および伝染病発生時の措置
状況により、課題採択後のビームタイムを利用できない場合がありますが、その場合、ビームタイムの補償はできないことを予めご了承ください。
- 損害保険の加入および賠償責任について
利用実験実施等に際し、不慮の事故に備えて傷害保険および賠償責任保険またはこれらと同等の保険に加入していただく必要があります。また、故意または重大な過失によってSACLAおよびSPring-8ならびにそれらに附属する施設、設備ならびに物品その他に損害を及ぼしたときは、損害の全部または一部を賠償していただく場合があります。
以 上
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